ぽきのまったり映画ブログ

このブログは、映画が好きな大学生のブログです。学生の時期に観たらどう思うのか。という気持ちで読んでいただけたら幸いです。

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『凶悪』感想 | 凶悪とは。

 

評価 3.6 / 5

 

目次

 

STORY

ある日、ジャーナリストの藤井(山田孝之)は、死刑囚の須藤(ピエール瀧)が書いた手紙を持って刑務所に面会に訪れる。

 須藤の話の内容は、自らの余罪を告白すると同時に、仲間内では先生と呼ばれていた全ての事件の首謀者である男(リリー・フランキー)の罪を告発する衝撃的なものだった。

藤井は上司の忠告も無視して事件にのめり込み始め……

引用:解説・あらすじ - 凶悪 - 作品 - Yahoo!映画

 

感想

ノンフィクションベストセラー小説を原作に映画化した作品です。原作は、「上申書殺人事件」を基に作られました。

三人の「凶悪」

一人目の凶悪は、須藤です。

この事件のほぼ全ての殺人を彼が実行しました。冷酷なヤクザで、先生と組んで次々に殺人をしました。すぐに切れるタイプで、カットなると暴れるタイプです。

二人目は、先生こと木村です。

人の死を金に変える錬金術師です。保険金をかけた殺人や、地主を殺して土地を奪ったり、須藤の頭脳的な役割を担っていました。また、彼は殺人を嬉々と楽しんで行っていました。軽いサイコパスです。 

最後の一人の凶悪は、主人公の藤井です。

藤井は事件を調べていくうちに、どんどん事件にのめり込み、家族をそっちのけにしてしまいました。認知症の母がいるので、妻はどんどん気が滅入ってしまい、最終的には離婚届を渡される始末です。

藤井は、死んだ被害者が乗り移ったように、木村を死刑に追い込むためにこの事件に執着していました。

 

木村との最後の会話で「ひとつ教えてやる。私を殺したいと一番思っているのは、被害者の遺族でも須藤でもない」ガラス越しに、指を向けられていました。木村にも指摘されるほど、彼は執着していたのです。

 

メインキャストの演技力

この映画の最大の魅力は、メインキャストの演技力の高さです。 

まず最初に、主人公を演じた山田孝之さん。笑顔を全く見せず、事件を暴くことに執着した男を見事に演じていました。山田孝之さんが一番得意とする演技でしょう。

次に、冷酷なヤクザを演じたピエール瀧さん。人を殺すことに一切の躊躇もしない彼の演技は、本物のヤクザにしか見えませんでした。そのくせ、人を殺した後は線香を焚いたり、藤井に対してすごく丁寧に対応する優しさも、うまく演技していました。

最後に、先生を演じたリリー・フランキーさん。一見優しい雰囲気を醸し出していたが、実際はただのイかれたサイコパス。リリー・フランキーさんの優しい顔から次々に出てくる恐怖の発言に鳥肌が立ちまくりでした。

 

最後に

僕は山田孝之さんが好きなのでこの映画を観ましたが、観終わった後には、凶悪犯二人の演技力の素晴らしさにとても魅了されていました!

ずっと重々しい雰囲気の映画ですが、サスペンス映画としてかなりかなりレベルが高い映画だったと思います!