ぽきのまったり映画ブログ

このブログは、映画が好きな大学生のブログです。学生の時期に観たらどう思うのか。という気持ちで読んでいただけたら幸いです。

No movie, No life.

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『ジョーズ』感想|テーマ曲が素晴らし過ぎる!

 

評価 3.6 / 5

 

目次

 

 STORY

アメリカの東海岸にある田舎町のアミティ。

その平和な町の海水浴場に突然現れた巨大な人食いサメ。警察署長のブロディは、襲われた遺体を確認し、サメによる襲撃と断定して海水浴場を遊泳禁止にする。

だが、アミティは夏が稼ぎ時であるとして、市長をはじめとした市当局により対応が遅れ、また新たな犠牲者が出てしまう。

ついには自分の息子までがサメに襲われ、ブロディは漁師のクイント、学者のフーパーと共に巨大ザメの狩猟に乗り出す。 

 

レビュー

まず、僕は生まれて初めて『ジョーズ』を観ました。もちろん『ジョーズ』という映画が存在していることは知っていたし、USJではアトラクションにも乗ったことがあります。そして、スピルバーグ監督の作品は大好きです。ですが私は、この映画を観るのを毎回避けてきました。

その理由は、僕が重度の海洋恐怖症だからです。

海の中で身動きがとれないまま襲われるなんて想像しただけで蕁麻疹になりそうです。そしてあのポスター。怖すぎて目を瞑ってしまいます。

それでも今回この映画を観たのは、やはり『ジョーズ』は名作と呼ばれる素晴らしい映画であるからです。これほどの名作を観ないままでいるのはもったいない!と考え、ちょうどdTVで配信されていたので、このタイミングで観ることができました。 

 

サスペンス×パニック×ホラー!

『ジョーズ』がこれほどまで成功したのは、物語のカテゴリーとしての複雑さが要因でしょう。昔の映画なのに、サスペンスとパニック、そしてホラーの要素が全て主役として成り立っています。それなのに、ストーリーはとてもシンプル。

現代の映画ではそう珍しいわけではありませんが、1970年代にここまで完成度の高い映画を作っていることが、とにかく凄い

細かく説明すると、前半部分がサスペンス×ホラーで、後半部分がパニック×ホラーという構成になっています。

というのも、物語の前半部分ではジョーズの姿はあまり描かれません。そのせいで、観てる側は想像力が働いてより恐怖心を煽られます。

そして後半にジョーズの姿を確認し、そのデカさにまた恐怖に陥ります。魅せ方やタイミングがうまく計算されて作られていて、素晴らしい構成とカメラワークになっています。

 

最高のテーマ曲

その構成力に加え、誰もが聞いたことのある、あの恐怖のBGMが絶妙なタイミングで流れてきます。得体の知れない何かが近づいてくる恐怖を、BGMと水中の映像で、うまく視聴者に恐怖を感じさせていました。

しかもあの水中の映像は、サメを写してしまうとサメのクオリティのせいで映像が悪くなるので、考えた結果、サメ視点のあの恐怖の映像になったそうです。スピルバーグ監督は、ピンチをチャンスに変えているが本当にうまいですね。

このテーマ曲を作曲したジョン・ウィリアムズはアカデミー賞作曲賞を受賞しています。またスピルバーク監督も、「この映画の成功の半分以上がこの曲のおかげだ。」と公言しています。

あのテーマ曲がより『ジョーズ』を超大作へと押し上げたといっても、過言ではないでしょう!

 

考え方の違い

市長の命よりも金を優先する考え方に苛立つ人も多いと思いますが、あの考え方も一理ありますよね。

金が手に入らなかったらアミティの人々は暮らしができなくなるので、むしろ市長の考え方が正しい気がします。

短期的に考えるとどうしても人の命を優先してしまいますが、お金が手に入らなかったらより多くの人が餓死してしまうかもしれませんよね。(流石に一年で餓死するほど貧乏な島だと思いませんが)

どちらかが完璧に正しいわけじゃないからこそ、観ているこちら側も考えさせられます。

  

最後に

演出、カメラワーク、音楽など、いろいろな要素が優れているまさに名作でした。

ですが、やはり昔の映画だからか共感できません。警察署長が危ない鮫の狩りにいくことなんて現実ではありえませんし、サメはガスボンベを食べません。

映画ではそのおかげで見事なクライマックスでしたが。

僕は映画のストーリーにリアリティを求めませんが、結構考え方や行動にリアリティを求めてしまいます。

なので『ジョーズ』はあまり僕には合いませんでした。それでも、観てよかったと思える名作だったので、これからも好き嫌い関係なく色々な映画を観ようと思います!