ぽきのまったり映画ブログ

このブログは、映画が好きな大学生のブログです。学生の時期に観たらどう思うのか。という気持ちで読んでいただけたら幸いです。

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『恋は雨上がりのように』映画 感想|【オススメ】雨と小松菜奈が芸術作品。

 

評価
3.8 / 5

 

目次

 

STORY

女子高生の橘あきらは、陸上部に所属していたがアキレス腱断裂により部活を休部していた。怪我により自分の生きがいを失っていたあきらだったが、偶然入ったファミレスで1人の男店員に優しい言葉をかけられる。

その男店員は、バツイチで子持ちのファミレスの店長だった。その店長に惹かれたあきらは、そのファミレスでアルバイトを始める。

クールで近寄りがたい雰囲気を放っているあきらに、嫌われていると思っていた店長だったが、店長への思いを抑えきれなくなったあきらに告白される。クールなあきらから異性として好かれているなんて思っていなかった店長は、返事に戸惑ってしまうが…

 

レビュー

原作との比較

まずキャストなんですが、小松菜奈さんはめちゃくちゃ原作のあきらと似ています。雰囲気や体型もそっくりですし、目つきや喋り方も本物の「あきら」かと思ってしまうくらいうまく演じていました。

そして、店長を演じた大泉洋さんは原作と少し違うような印象です。一番気になったのは、やはり見た目です。原作の店長は見た目が少しワイルドなんですけど、大泉洋さんは優しい親戚のおっちゃん感が強いです。店長の再現度はよくないですが、映画のキャラとしての店長をしっかり演じていたので、不満などは全然ありません。

あと戸次重幸さん演じる九条ちひろがめちゃめちゃ原作そっくりです。このことに関しては後述します。

まあ基本的には原作に忠実でした。多少違うところもありますが、映画のストーリーや展開は原作通りです。

 

世界一雨が似合う女優・小松菜奈

この映画の小松菜奈さんがとにかく美し過ぎます。こんなに雨が似合う方が存在していいんでしょうか。雨がほっぺを滴るだけで芸術作品のように綺麗でした。

まず、僕が一番好きな日本の女優は小松菜奈さんです。そもそも小松菜奈さんが大好きなうえに僕は雨も好きなので、もう僕にとってこの二つがかけ合わさったシナジーはエゲツなかったです。

雨に濡れた小松菜奈さんの、セクシーやエロスとも違う儚さや尊さを感じさせる妖艶な雰囲気が、僕の語彙力では伝えられないくらい美しいんですよ。

 

 

恋愛じゃない!ドラマだ!

この映画を「恋愛映画だから観ない」と思っている方全員に伝えたい。この映画は恋愛映画ではありません。番宣やCMとか色々なPRで恋愛要素を推してますけど、この映画の良さはそこじゃない!!

店長とあきら、2人の成長を描いたヒューマンドラマです。まあ映画は1つのカテゴリーではなく基本的には色々な要素が入っているのですが、この映画のメインのカテゴリーは恋愛ではなくドラマです。挫折を味わった2人が出会い、お互いに支え合いながら成長する姿が描かれています。

 

 カメラワークが素晴らしい!

明暗がはっきりしていて窓から入ってくる光などの色々なシーンの映像がとても綺麗です。また、ファミレスの仕事ぶりを長回しのワンカットで仕上げているのですごく理解しやすかったです。

私はあまり映画の演出には詳しくありませんが、素人から見てもカメラワークにこだわっているのがわかりました。

 

 

※ここからネタバレあり

 

 

 

背伸びしないラスト

まだ僕は漫画の最終巻をを読んでいないので映画のラストを比べることはできませんが、映画のラストシーンは本当に素晴らしい終わり方でした。

それぞれ別の道を選んだふたりが成長して再び出会い、また何かが始まりそうな予感を感じさせる演出で無駄にゴリゴリのハッピーエンドにしてないからこそ、よりリアリティを感じました。この手の映画ではベストな終わり方ですね。

ちひろの存在感がすごい!

この映画を語るには欠かせない男、それが九条ちひろです。

場面でいうとたった2つ登場していないのに、的確にアドバイスして店長に色々な影響を与えてます。

というか、店長が成長するのは、あきらからきっかけをもらいちひろにアドバイスをされた時のみです。しかも、演技をしていた戸次重幸さんがめちゃくちゃ原作のちひろと似てる!

原作から飛び出してきたんじゃないかって感じるレベルです。

戸次重幸さんと大泉洋さんは本当に大学の同級生だったので、あのリアルな空気感を出せていたのでしょうね。

 

 拭えないコント感

漫画だと作り物だとわかっているからこそのリアリティがあるんですが、実写化するとやはり現実的に捉えてしまうので、ストーリーにコント感が若干あります。なので、他のレビューや評価を見てみると気持ち悪いという意見も多々ありました。

でも 、おじさんと女子高生の恋愛を描いているのに下心が全然感じないんですよ。少しでもそういう類のものが垣間見えてしまったらとてもげんなりしていたでしょうけど。漫画の忠実度は補えませんでしたが、大泉洋さんのあの親戚のおじさん感がいい役割になっていました。

 

最後に

とにかく小松菜奈さんが美し過ぎて最高の作品でした。原作をリスペクトして作っているにもかかわらず、2時間という短い時間ででうまくまとまっています。僕も女の子の心に土砂降りの雨が降っているときに、傘を刺してあげられるような人になりたいですよ。

あと出演者も言っていましたが、大泉洋さんが風で飛ばされるシーンがめちゃくちゃ面白くて映画館で笑ってしまいました。