ぽきのまったり映画ブログ

このブログは、映画が好きな大学生のブログです。学生の時期に観たらどう思うのか。という気持ちで読んでいただけたら幸いです。

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『メメント』解説と感想|難しいけど面白い。

 

評価

3.8 / 5

 

目次

 

STORY

保険会社の調査員をしていたレナードは、自宅に入り込んできた男に奥さんを殺されてしまう。その際に犯人に押し飛ばされ頭を打ち付ける。その際に体の頭に傷を負い、記憶障害が残る。

奥さんの復讐のために犯人を探し始めたレナードは、記憶障害のハンディをなくすためにポロライドのメモと体にタトゥーを掘り込む。彼の奥さんを殺した犯人は誰なのか。

 

 

レビューと考察

僕が映画監督で一番好きなクリストファー・ノーラン監督の代表作です。

でも時間軸通りに物語が進まないから、整理するのがすごい難しいです。一回見ただけで完璧に理解するのは、僕には無理でした。それでも、一個ずつ解体して考えれば理解できたので、今回は『メメント』の難しい部分をわかりやすく解説します。

 

時間軸

この作品の時間軸は、ランダムなようでしっかり規則性があります。まず、レナードが電話している白黒のシーンは、ちゃんと時間軸通りに進んでいます。

問題はカラーのシーンで、この部分は物語が逆に進んでいるんです。最初のテディを殺すシーンがラストになるということです。

 

レナードの目的

レナードが奥さんの復讐のために犯人を探しているという目的は、見た人なら誰もが知っていると思います。ということは、メモに復讐が終わった事を書き込めばレナードの目的は完了のはずですよね。なぜレナードは復讐が終わっても止まらなかったのでしょうか。

それは、レナードはもう復讐でしか生きがいを感じることができなかったからです。奥さんが亡くなったうえに、記憶障害のせいで昔のように仕事をすることができません。

 

テディの目的

まず、テディの本当の職業は麻薬警察官です。

テディは、レナードが復讐にしか生きがいを見出せていないことを利用して、麻薬のディーラーが持つ大金を奪おうとしていたんです。証拠を作り上げてレナードの思考をさりげなく誘導します。ディーラーの取引相手を奥さんを殺した犯人だと思い込ませて、レナードに殺させます。

レナードは復讐を達成しますが、復習でしか生きられない彼はその事をメモに書き留めません。そしてまた誰かを探します。その時にテディが次の取引相手をさりげなく犯人だと思い込ませる。

これを繰り返していたのです。

 

奥さんの真実

レナードの奥さんが亡くなったのは、妻を襲った犯人に殺されたからではありません。実際には、記憶障害のレナードに失望してしまい、インスリン注射を何回もさせて自殺したのです。

それを知ったレナードは、そんな真実から逃げだします。その記憶を自分ですり替え、保険金詐欺師であったサミーの奥さんの話だと思い込みました。それを忘れないために、「サミーのことを忘れるな」とタトゥーとして体に彫ります。

 

『メメント』では何があったのか

そして今回、映画で標的にしたのがジミーです。テディは今回も同じように、取引相手の情報をレナードに教えます。彼はそれを犯人だと思い込み、殺します。

でも、今回標的にしたジミーは、テディとの待ち合わせのことをレナードに話します。それを聞いたレナードは自分がテディに利用されていることに気づき、その取引場所にきたテディを問い詰めました。

問い詰められたテディは、レナードの記憶障害を知っているので、本当のことを話します。本当の犯人はもう死んでいることや、奥さんが死んだのは殺されたからではなくレナードの記憶障害により気が滅入ったせいで自殺したことまで、何から何まで話しましたが、レナードはテディを殺さずに生かしておきます。

なぜなら、次の標的をテディにするためです。それもテディを殺せとメモに書くんじゃなくて、証拠のテディの車のナンバーを6として体に彫ります。レナードは殺すまでの過程を楽しんでいたのです。

 

 

最後に

難しすぎて一度見ただけで理解するのは難しい映画でした。なので、自分が思ったこととあらゆる考察を照らし合わせて物語の重要な部分を考察してみました。

監督から聞いたわけじゃないので間違っている部分も多少はあると思いますが、物語の主軸となる部分は補足できたんじゃないかと思います。

 

大手映画サイトのciatrさんでも解説されていました!

ciatr.jp